QEC-M-01 は、リアルタイム、高信頼性、同期制御を備えた EtherCAT マスターです。産業用 Arduino により、開発が容易で安定した経済的な自動化システムとなり、ユーザーは EtherCAT を迅速に開発できるようになります。
QECマスタは、サーボやI/Oなどのサードパーティ製EtherCATデバイスと高い互換性を持っています。EtherCATを最大限に活用するために、PDO、CoE、FoE、DC、EtherCATケーブルの冗長性をサポートし、他のEtherCATスレーブを自由に使用することができます。QECマスターは正確な同期 (min.125μs) を持ち、86Duino IDEは最小サイクルタイムで1us未満のジッタ時間を提供します。(続きを読む EtherCAT Master’s Benchmark – QEC)
QEC-M-01は高耐久の2GB SLC eMMCを内蔵しており、安定した信頼性の高いオペレーティングシステムを提供できるように設計されています。ユーザーは、マスターシステムのパフォーマンスに影響を与えることなく、86Duino IDEを介して、QEC-M-01のSLCに開発した実行ファイルや必要な画像やデータ(HMI画像など)をアップロードすることができます。
QEC-M-01は、温度、電圧、電流などのハードウェア情報もモニターできます。これらの機能により、ユーザーはシステムの二酸化炭素排出量を追跡し、その寿命を推定することができます。
QEC-M-01の寸法は、107.45 x 77.39 x 34 mmで、Din-Railを介して取り付けることができます。動作温度は-20°C~+70°Cで、屋外のフィールドに直接設置でき、過酷な環境でも確実に動作します。
QEC-M-01は、EtherCATケーブルの冗長化用に2つのネットワーク、外部ネットワーク接続用に1つのGiga LAN、RS485信号ピン、HDオーディオ、USBを備えています。ユーザーは、EtherCAT経由でデータを収集し、Giga LAN経由でデータをサーバーに転送することができます。
さらに、PLCやCNCなど、既存のシステムをRS485信号で接続することもできます。