86Diuno IDEには、コーディングバージョン318 から、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLCs) などの自動化された電子デバイス間の通信用に1979年に公開された産業用通信規格であるModbus通信プロトコルをサポートするライブラリが含まれています。
RS232/485/イーサネット(RTU/ASCII/TCPプロトコル経由)経由で Modbusと通信するための 86Duino Modbusライブラリです。
Modbus はマスタ/スレーブベースのプロトコルであり、マスタノードがネットワーク上の複数のスレーブノードと通信します。各ノードには固有のアドレスがあります。マスタノードが特定アドレスにパケットを送信すると、対応するアドレスのスレーブノードのみがパケットを受信、解析し、そのパケットの内容に基づいてコマンドを実行して応答します。
Modbusを使用すると、多数のデバイス (約240台) を同じネットワークに接続して通信できます。例えば、温度と湿度を測定するデバイスは、その結果をコンピュータに送信できます。監視制御およびデータ収集(SCADA)システムでは、一般的に、Modbusは監視用コンピュータをリモート・ターミナル・ユニット (RTU) に接続するために使用されます。
86DuinoのModbusライブラリには次の機能があります:
- Modbus RTU、TCP、ASCIIサブプロトコルをサポートします。
- Modbusマスタノードと Modbusスレーブノードの両機能を実行します。
- Modbusゲートウェイ機能をサポートします。
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Modbus, Modbus
