コントロールウィジェット
オブジェクト関数
ImageToggleButtonオブジェクト。2つの状態の夫々に対応する状態とイベントがあります。
ImageToggleButtonオブジェクトを使用するには、必要な画像ファイルを画像ファイルリソースに追加し、プロパティグリッドの ImageToggleButton から使用する画像ファイルを選択する必要があります。
注記：
86HMIでは画像ファイルは直接拡大または縮小できないため、ユーザーは HMI画面に表示するために必要なサイズを満たすように事前に画像ファイルを編集する必要があります。
ImageToggleButtonのプロパティ
Identifier (Identifier (識別子))：
- ID: オブジェクトを識別する一意の番号
- Name: オブジェクトのユーザー定義可能な名前。86HMI APIで使用できます。
Content (Content (内容))：
- Image (Unchecked): 未チェックの場合のオブジェクト画像は、デフォルトの画像として設定できます。
- Image (Checked): チェックされているオブジェクト画像は、デフォルトの画像として設定できます。画像ソースの説明については、画像ファイルリソースを参照ください。
- Checked: デフォルトのImageToggleButton状態
Geometry (Geometry (形状))：
- X: オブジェクトのX座標
- Y: オブジェクトのY座標
- Width: オブジェクトの幅。 デフォルトでは調整できません。
- Height: オブジェクトの高さ。デフォルトでは調整できません
オプション：
- PressedEffect: ImageToggleButtonオブジェクトを押したときの効果
- 暗くする
- 縮小する
- 両方とも
- Opacity: ImageToggleButtonオブジェクトの不透明度比率。
- Enable: オブジェクトのデフォルト状態を有効化または無効化を選択します。
- Order: オブジェクトの順序。オブジェクトリストに表示されるオブジェクトの順序を上下に調整できます。
ImageToggleButtonイベント
ImageToggleButtonオブジェクトのイベント条件：Checked（チェック）, Unchecked（未チェック）
次の命令を追加できます: Page Change（ページ変更）、Set Language（言語設定）、Play Sound（サウンド再生）、Custom Instruction（カスタム命令）
イベントのコマンドの使用方法については、イベント命令関数を参照してください。
注記：
カスタム命令を使用すると、編集コードを使用して、オブジェクトまたはページで実行されるイベントを編集できます。このオプションは、専門的な高度なオプションのため、ユーザーは編集する前に 86Duinoプログラムに精通している必要があります。
API Functions
setImageToggleButtonState()
説明
Set ImageToggleButton State.
構文
void setImageToggleButtonState(lv_obj_t* id, bool checked);
void setImageToggleButtonState(char* name, bool checked);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名[in] checked
Bool. ImageToggleButton state, Checked or Unchecked.
戻り値
なし
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
// put your setup code here, to run once:
Hmi.setImageToggleButtonState(p1itb1, true);
}
void loop() {
// ..
}getImageToggleButtonState()
説明
Get ImageToggleButton State.
構文
bool getImageToggleButtonState(lv_obj_t* id);
bool getImageToggleButtonState(char* name);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名
戻り値
ImageToggleButton State.
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
// put your setup code here, to run once:
if (Hmi.getImageToggleButtonState(p1itb1) == 0) {
Hmi.setImageToggleButtonState(p1itb1, true);
}
}
void loop() {
// ..
}imageToggleButtonChecked()
次のイベント関数は、BEGIN_HMI_EVENT_PROCとEND_HMI_EVENT_PROCの間に記述されます。 BEGIN_HMI_EVENT_PROC 入力と END_HMI_EVENT_PROC.
説明
Determine ImageToggleButton is checked.
構文
bool imageToggleButtonChecked(lv_obj_t* id);
bool imageToggleButtonChecked(char* name);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名
戻り値
Bool. Determine ImageToggleButton is checked.
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
// put your setup code here, to run once:
}
void loop() {
BEGIN_HMI_EVENT_PROC
{
if (Hmi.imageToggleButtonChecked(p1itb1))
{
// do something.
}
}
END_HMI_EVENT_PROC
}imageToggleButtonUnchecked()
次のイベント関数は、BEGIN_HMI_EVENT_PROCとEND_HMI_EVENT_PROCの間に記述されます。 BEGIN_HMI_EVENT_PROC 入力と END_HMI_EVENT_PROC.
説明
Determine ImageToggleButton is unchecked.
構文
bool imageToggleButtonUnchecked(lv_obj_t* id);
bool imageToggleButtonUnchecked(char* name);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名
戻り値
Bool. Determine ImageToggleButton is unchecked.
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
// put your setup code here, to run once:
}
void loop() {
BEGIN_HMI_EVENT_PROC
{
if (Hmi.imageToggleButtonUnchecked(p1itb1))
{
// do something.
}
}
END_HMI_EVENT_PROC
}詳細は 86HMIエディタ ユーザーマニュアル には、86HMI ウィジェットとAPIのさらなる説明がございます。
