コントロールウィジェット
オブジェクト関数
ToggleButtonオブジェクト。2つの状態の夫々には、対応する状態とイベントがあります。
ToggleButtonのプロパティ
Identifier (Identifier (識別子))：
- ID: オブジェクトを識別する一意の番号
- Name: オブジェクトのユーザー定義可能な名前。86HMI APIで使用できます。
Content (Content (内容))：
- PrefixSymbol: 組込みButtonアイコンを飾りアイコンとして選択し、オプションを表示するためにマウスをスクロールします。
- Text (Checked): チェックされた状態のToggleButtonオブジェクトのテキスト
- Text (Unchecked): チェックされていない状態のToggleButtonオブジェクトのテキスト
- Checked: デフォルトのToggleButton状態
Geometry (Geometry (形状))：
- X: オブジェクトのX座標
- Y: オブジェクトのY座標
- Width: オブジェクトの幅
- Height: オブジェクトの高さ
オプション：
- TextColor: テキストの色は、カラーパレットから選択するか、カラーコードを直接入力して設定できます。
- TextFont: 6つのデフォルトのフォントスタイルから選択します。フォントの設定手順については、テーマ管理を参照ください。
- ObjColor: 4つのテーマカラーから選択します。フォントの設定手順については、テーマ管理を参照ください。
- Enable: オブジェクトのデフォルト状態を有効化または無効化を選択します。
- Order: オブジェクトの順序。オブジェクトリストに表示されるオブジェクトの順序を上下に調整できます。
ToggleButton Events.
ToggleButtonオブジェクトのイベント条件: Checked(チェック済み)、Unchecked(未チェック)
次の命令を追加できます: Page Change（ページ変更）、Set Language（言語設定）、Play Sound（サウンド再生）、Custom Instruction（カスタム命令）
イベントのコマンドの使用方法については、イベント命令関数を参照してください。
注記：
カスタム命令を使用すると、編集コードを使用して、オブジェクトまたはページで実行されるイベントを編集できます。このオプションは、専門的な高度なオプションのため、ユーザーは編集する前に 86Duinoプログラムに精通している必要があります。
API Functions
setToggleButtonState()
説明
ToggleButtonの状態を設定します。
構文
void setToggleButtonState(lv_obj_t* id, bool checked);
void setToggleButtonState(char* name, bool checked);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名[in] checked
ブール値で、ToggleButtonの状態を、 Checked（チェック済み） または Unchecked（未チェック）に設定します。
戻り値
なし
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
Hmi.setToggleButtonState(p1tb1, true);
}
void loop() {
// ...
}getToggleButtonState()
説明
ToggleButtonの状態を取得します。
構文
bool getToggleButtonState(lv_obj_t* id);
bool getToggleButtonState(char* name);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名
戻り値
ToggleButtonの状態を返します
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
if (Hmi.getToggleButtonState(p1tb1))
{
Hmi.setToggleButtonState(p1tb1, false);
}
}
void loop() {
// ...
}toggleButtonChecked()
次のイベント関数は、BEGIN_HMI_EVENT_PROCとEND_HMI_EVENT_PROCの間に記述されます。 BEGIN_HMI_EVENT_PROC 入力と END_HMI_EVENT_PROC.
説明
ToggleButtonがチェックされていることを確認します。
構文
bool toggleButtonChecked(lv_obj_t* id);
bool toggleButtonChecked(char* name);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名
戻り値
ブール値で、ToggleButtonがチェックされていることを返します。
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
}
void loop() {
BEGIN_HMI_EVENT_PROC
{
if (Hmi.toggleButtonChecked(p1tb1))
{
// do something.
}
}
END_HMI_EVENT_PROC
}toggleButtonUnchecked()
次のイベント関数は、BEGIN_HMI_EVENT_PROCとEND_HMI_EVENT_PROCの間に記述されます。 BEGIN_HMI_EVENT_PROC 入力と END_HMI_EVENT_PROC.
説明
ブール値で、ToggleButtonがチェックされていないことを確認します
構文
bool toggleButtonUnchecked(lv_obj_t* id);
bool toggleButtonUnchecked(char* name);
媒介変数
[in] id
オブジェクトID[in] name
オブジェクト名
戻り値
ブール値で、ToggleButtonがチェックされていないことを返します。
例
#include "myhmi.h"
void setup() {
Hmi.begin();
}
void loop() {
BEGIN_HMI_EVENT_PROC
{
if (Hmi.toggleButtonUnchecked(p1tb1))
{
// do something.
}
}
END_HMI_EVENT_PROC
}詳細は 86HMIエディタ ユーザーマニュアル には、86HMI ウィジェットとAPIのさらなる説明がございます。
