QEC-Mシリーズは、DMP Electronicsが開発したVortex86EX2プロセッサを搭載したArduinoベースのEtherCATマスタシステムです。ハードウェアとソフトウェアが使いやすく、EtherCATの使用を期待するすべてのユーザを満足させるEtherCATマスタデバイスとなります。
以下のリストは、マスタ機能の簡単な概要です:
- リアルタイム Arduino 統合開発環境として設計
- Distributed Clocks (DC : 高精度時刻同期機能) サポート
- アプリケーション・インターフェースを通じて、スレーブ DC パラメータを設定
- 分散スレーブ・クロックのリファレンス・クロックへの同期(オフセットおよびドリフト補正)
- リファレンス・クロックとマスタ・クロックの同期、またはその逆が可能
- CANopen over EtherCAT (CoE)
- SDOアップロード、ダウンロード、情報サービス。
- SDO を介してのスレーブ設定
- ユーザー空間およびアプリケーションからの SDO アクセス。
- ユーザ空間とアプリケーションからの SDO アクセス
- コマンドラインツールによるファイルの読み込みと保存。
- スレーブのファームウェアのアップデートは簡単にできる。
- EtherCATケーブルの冗長化設定
- EtherCATケーブルの冗長化のために2つの独立したイーサネットインターフェースを使用することができます。
- ケーブルの冗長性は、ケーブル配線に弾力性を与える。
- 断線やLANケーブルの抜き差しによるEtherCAT通信の中断を防ぎます。
- 86Duino IDE(Arduinoベース)
- Arduinoのシンプルで使いやすいAPIと豊富なサンプル
- ArduBlock(スクラッチツール)
- HMIエディタ(HMI設計ツール)
- 86EVA(EtherCATベースのバーチャルArduino)